間取り計画中の皆さん。
ぜひ改めて間取りを見て欲しい。

このドアほんまにいる?
なんていうドアはありませんか?
見積もりを改めて見ているとドアなどの建具(たてぐ)って意外と高い。
建具は場合によっては数十万円の減額も狙える見直しポイント。
我が家でもじっくり考えて、

このドアなくてもいんじゃね?
となりバッサリ削減したドアをご紹介します。
最後に節約できた金額もまとめているのでよかったら見てください。
この記事でわかること
- ドアの単価
- ドアを削減するかどうかの判断ポイント
- ドアの代替策
ドアの値段
まず、ドアっていくらくらいするもんなんでしょうか。
私たちの場合はざっと下の表のような価格設定でした。
ドア種類 | 一箇所あたりの価格 | 例 |
引き戸 | 4万円 | ![]() |
開戸 | 4万円 | ![]() |
4枚折れ戸 | 4.5万円 | ![]() |
どんなドアでも一ヶ所あたり4万円以上する。
何千万という建築費からするとごくわずかにも思えますが、4万円って日常の買い物で考えるとなかなかなお値段ですよね。
家づくりで忘れてほしくないのが、建築費と比べた「相対的な費用感」ではなく、「絶対的な金額」。

重要なのは、それだけの費用をかける価値があるのか。
4万円あれば何が買えるでしょう。
そこそこの家電が買えちゃう価格です。
削減するかどうかの判断ポイント
ドアを削減するかどうか、その主な判断基準は下記の2点
判断ポイント
- 使用頻度
- 削減した場合に困ることがあるか
ドアをつけたところで、ほとんど閉めることがなさそうな場所や、削減しても特に困ることはなさそう、と思える場所は検討余地あり!
逆にドアがない方が便利だったりすることも少なくないので、実際の生活をよくイメージして、必要かどうかを判断してください。
実際に削減したドア
それでは実際に我が家で削減したドアをご紹介します。
シュークローク
玄関そばの守護神。
ベビーカー置き場も兼ねているから使用頻度は結構高い。
当初はドアも検討していましたが、日常生活をイメージすると

これ、閉めることある?
くらいに感じたので思い切ってドアは無しに。
かわりに数千円のロールスクリーンをつけました。
来客時もあれこれ突っ込んでシャッと閉めるだけであら不思議。


生活感丸出しズボラ玄関が、ショールーム的ぴかぴか玄関に。
ウォークインクローゼット
シュークロークよりもさらに使用頻度の高いウォークインクローゼット。

家事・外出準備・育児など、生活していればほぼ常に行き来するホットスポット。
それこそ閉めてる隙なんかない。

来客時に隠せるようにロールスクリーンだけつけときゃ十分でしょ!
といいながらロールスクリーンすらつけられていないのは秘密。
子供部屋のクローゼット
間取り計画の大詰めまで、4枚折れ戸を採用するつもりをしていた子供部屋クローゼット。

悩んだ結果、ドアは無しにして完全なオープンにしました。
オープンにしておいた方が広く見えるだけじゃなく、家具も置けるなど自由度が高い。
幕板や戸溜まりなんかもないから実質的な収納量も実は多い。
あとはきれいに収納できるかどうか。
まあ汚くてもプライベート空間なんだから自己責任。
綺麗に収納できるかどうかは子供に委ねます。
節約できたコスト
これだけドアを減らして節約できた金額がこちら。
場所 | ドアの種類 | 減らした数 | 単価 | 減額 |
ウォークイン クローゼット | 引き戸 | 2 | 4万円 | -8万円 |
シュークローク | 引き戸 | 1 | 4万円 | -4万円 |
子供部屋 | 4枚折れ戸 | 2 | 4.5万円 | -9万円 |
合計 | -25万円 |
合計25万円の減額!
これを高いと見るか安いと見るか。
これくらいなら好きなだけドアをつけられた方がいい。
と思える方は、そもそもこの記事を読んでないんじゃないでしょうか。
まとめ
減額術は、あくまで生活の質を落とさずに、コスト下げるということが大切です。
何でもかんでも我慢して、とにかく安く済ませようとして満足度が下がってしまうようでは本末転倒です。
どんなものも、そのお金を払う価値があるかどうか、という視点が重要で、今回のケースでいえば、ドア一つに4万円の価値があるか。
実際ロールスクリーンで代替した場所はなんの不便もありません。
今回はドアをテーマにご紹介しましたが、設備や間取り、家づくりのあらゆる場面で大切な考え方だと思いますので、ぜひとも仕様に迷った際は、このような視点を思い返して、冷静に判断していただければ思います。

せっかくのマイホームですから!
なんてだたの営業トークに騙されず、自分たちにとって価値があるかどうかで判断してください。

コスパの本質は、
そのコストに見合うパフォーマンス(満足感)を得られるか。
この記事がマイホームの予算確保、コスパ向上のお役に立てれば幸いです!
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