誰でもできる減額術 LEDテープライトを使った間接照明

DIY

LEDテープライトを使った間接照明のDIYについてご紹介します。

照明は家づくりの中でも終盤に出てくる項目ですよね。

インテリアに大きく関わる要素でこだわりたいところもたくさん出てきます。

間取りや設備に予算が食われてこれ以上の増額は辛い…

なんてことが多々あるかと思います。

そんなお悩み中の方にぜひ届けたい!

安くて簡単にできる間接照明のDIYについてご紹介します!

今回ご紹介する内容で、間接照明一ヶ所につき3万円くらいの節約が可能です。

建築費の総額からすれば小さな額に見えますが、ちょっとした家電が買えますよ。

他にもカップボードに間接照明をつける方法LEDテープライトの選び方なども紹介しているのでよかったらみてみてね。

この記事でわかること

  • 打ち合わせ時点で必要な準備
  • LEDテープライトの設置方法
  • LEDテープライトを使う場合の費用

私たちの実例

私たちはこの記事でまとめたような方法で、2ヶ所の間接照明を取り付けました。

リビング

玄関のシューズボックス下

スッキリ見せるポイントは光源・配線が見えないこと。

間接照明をDIYするための手順

間接照明をDIYするための手順を説明します。

打ち合わせ段階

間接照明をつけたい場所にコンセントをつけておく

打ち合わせ段階で、間接照明をつけたい場所にコンセントをつけておきましょう。

コンセントが近くにないと無駄な延長コードが必要だったり、配線が見えて台無しになってしまいます。

私たちはリビングの天井を一部掘り上げ天井にして光源・配線が隠せるようにしました。

拡大写真に写っている木は後ほど説明します。

■コンセントをつける位置

テープライトをきれいに取り付けるためには、コンセントの位置や向きを、細かく指定する必要があります。

1.必ず照明を設置したい場所の端っこにつける

LEDテープライトの電源はテープの端部から取るようになっているので、コンセントは必ず間接照明をつけたい範囲の端っこにつけてください。

2.天井付けよりも壁付けが無難

天井付か壁付けの2パターンがありますが、壁付けをお勧めします。

これはテープライトのアダプタが大型だとその重みに耐えられず落下してしまう可能性があるからです。

我が家は天井付けにしてしまい、ACアダプタが落ちないかと少しヒヤヒヤしました。

3.プラグ(コンセント)を挿した時に壁・天井と干渉しない向き

LEDテープライトはUSB給電のものが多く販売されています。

この場合、別にACアダプタをつける必要があります。 

中には方向を変えられるものもあり、配線を目立たせないように我が家でも一部使っています。

直接コンセントにさせるものもあり、形状もさまざまです。

形状によってはプラグや配線が壁と干渉してつけられなかったり、配線が丸見えになってしまうこともあります。

できれば事前に購入するテープライトのプラグ形状を確認しておき、それを問題なくつけられる向きにコンセントをつけましょう。

スイッチの要否を伝えておく

コンセントにもスイッチを繋げておけば、通常の照明と同じように部屋のスイッチで操作できるようになります。

我が家は玄関から入ってすぐの位置に、リビングやダイニングのスイッチとまとめてこのコンセント(間接照明)のスイッチをつけました。

SwitchBotなどのスマートリモコンでしか操作しないという場合以外はつけておく方が無難だと思います。

下地が必要な場合は伝えておく

LEDテープは軽いので天井や壁に両面テープで貼り付けられる場合もあります。

しかし、

・クロスに直接貼り付けるのは抵抗がある

・貼り付けたい部分にテープが張り付かない

という場合は、テープをプラスチックの板等に貼り付けてから、板ごと天井にビス止するなどの工夫が必要になります。

ビス止めするには相応の下地が必要になるので、事前に下地が必要な箇所を伝えておきましょう。

我が家もリビングは天井にビス留めするつもりだったので下地を入れてもらいました。

引き渡し後

ここからは引き渡し後に自分で行う作業です。

準備するもの

必須の材料

LEDテープライト

今回はこちらのLepro製のものを使いました。

このテープライトの良いところは下記の通り。

・安い

・明るさが十分

・電球色が自然

・スマートリモコン(SwitchBot)に対応している

・ACアダプタが付属している

これまで10種類近くテープライトを購入してきましたが、中でも欠点の少ないおすすめの商品です。

テープライトの選び方についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

壁に直接貼り付けられない場合に必要な材料

これより下の材料は、壁に直接テープライトを貼り付けられない場合に必要なものです。

直接貼り付ける場合はこちらまで飛ばしてください

プラスチックのアングルモール 

ホームセンターで900〜2000mm単位くらいで売っています。

今回は一辺15mmの大きさを選びました。

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当て木に使う木材

写真を撮り忘れましたが、厚さ15mm、幅40mmくらいの杉角材を購入しました。

ビス

木材固定用は長さ45mm、

プラスチックアングル固定用は長さ10mmのビスを用意しました。

電動ドライバー

なくてもできますが、木材やプラスチックアングルを使用する場合はあった方が圧倒的に捗ります。

壁や天井に直接貼り付けない場合

・直接クロスや家具に貼り付けたくない

・貼り付ける場所にテープが貼り付かない

という場合はここからご覧ください。

直接貼り付けられる場合はこちらまで飛ばしてご覧ください。

木材をビスで固定する

まず天井に木材をビスで固定します。

この木材は、できるだけ壁や天井に穴を開ける場所を少なくする目的があります。

木材は薄いほど、幅が狭いほど目立たなくなりますが、細すぎると簡単に曲がったり折れたりしてしまうので適度な太さのものを選ぶと良いと思います。

今回は間接照明をつけたい長さが約3400mmだったので、長さ1700mmの木材2本を固定しました。

それぞれの木材の中央あたりと両端あたりの3ヶ所ずつ、合計6ヶ所ビス止めしました。

木材が自重で曲がりさえしなければこれで十分です。

プラスチックアングルを木材にビス止めする

次にプラスチックアングルを木材にビス止めします。

プラスチックアングルは木材よりも弱くしなりやすいので、ビスを多めに固定します。

どれだけビス止めしても、木材に固定するだけなので、天井を傷つける心配はありません。

LEDテープライトをプラスチックアングルモールに貼り付ける

最後にLEDテープライトをプラスチックアングルモールに貼り付けます。

粘着テープのついていないテープライトの場合は、両面テープが必要になります。

今回はアングルモールの壁側に貼り付けました。

ちなみにコンセント周りは下の写真のように収まりました

ポイント1 コードが垂れ下がっていないこと

コードが垂れているとコードが見えてしまうだけでなく、変な影ができてしまいます

今回はたまたまですがプラスチックアングルの上に隙間ができたためそこにコードを収めることができました。

ポイント2 光源がしっかり端まであること

端まで光源がないと当然ですが光が途切れてしまいます。

直接貼り付ける場合

タイトル通り、直接クロスにテープライトを貼り付けてください。

ただし下記の点に注意が必要です。

・壁の仕上げの素材によってはうまく張り付かず剥がれてしまうことがある。

・撤去する際に、粘着が壁に残る可能性がある

経験上、普通のビニールクロスだと一旦は貼り付けられても、ほぼ確実にいつか剥がれてきます

個人的にはお勧めはしません。

費用は?

それでは費用です。

全部合わせても12,000円くらいでした。

ビスは少量入りを買えば安いですがどうせ使うだろうということで大入りを買いました。

コンセント設置や下地設置は契約する住宅会社によって異なってくると思います。

住宅会社から照明のオプション費用として出されたのは4万円くらいだったので、3万円近く節約できたことになります。

浮いたお金でもう3ヶ所くらい設置できちゃいますね。

終わりに

いかがだったでしょう。

ドライバーくらいなら使い慣れているという方であれば、1〜2時間で取り付けられると思います。

今回は3万円くらいの節約になるとご紹介しましたが、何千万円という建築費の総額からすれば、

たかが3万円、大したことないじゃん

と思われるかもしれません。

でも3万円の買い物って結構大きな決断ではないですか?

こういった細かな減額の積み重ねで、少しでも家計の負担が小さくなればと思います。

私たちも、工務店から提示されたオプション費用がいちいち高すぎて、

高すぎ

それなら自分でするわ

と思ったというのが正直なきっかけです笑

自分で簡単にできることが住宅会社に頼むと何万円、何十万円と取られますから。

同じような方法でカップボードベッド下に間接照明をつける方法も紹介しています。

よろしければそちらの記事もご覧ください。

これからもDIYでできる減額術をご紹介できたらと思います!

コスパ重視の家づくり hananoie
この記事を書いた人
ハナ

1990年代生まれの共働きアラサー夫婦です!
好きなものは「花」と「動物」と「コスパ」。
2022年にマイホームを建築。建築知識ゼロからのスタートでしたが後悔のない家づくりのために猛勉強。そんな経験を通してこれから家づくりをされる方、家づくり中の方に参考にしていただける情報を発信します。
私たちの経験、知識をもとに、コスパ重視の家づくり情報について発信します!

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