LEDテープライトの選び方とおすすめ2選

DIY

低予算で簡単に間接照明を設置したい!そんなニーズに応えるのがLEDテープライト。

でもネットで調べると同じような商品が山ほど出てくる…

明るさ、色くらいはわかるけど、あとはどんなことに気をつければいいの?

なんてお悩みの方も多いんではないでしょうか。

同じ悩みを抱え、実際に10種類以上のLEDテープライトを購入した私たちが、LEDテープライトの選び方をお伝えします!

細けぇことはいいからおすすめを教えろ!

なんていう方に、「これを選んでおけば間違いなし!」の、おすすめ商品2選もご紹介します。

LEDテープライトの選び方

まずはLEDテープライトを選ぶ際に、注意すべきポイントをご紹介します。

中でも間接照明として使う場合におすすめな仕様を紹介します。

調光機能

調光機能

あった方がいい

調光機能とは明るさを調節できる機能のこと。

色の種類は一定で明るさだけを調節できるものが使いやすい。

理想的な明るさは部屋や時間帯によって変わるのであって損のない機能です。

光の色

光の色

電球色または温白色(色温度:3000〜3500K)

RGB式調色機能はタブー。

電球色または温白色がおすすめ。

色温度で言うと3000〜3500K(ケルビン)くらい。

RGB式の調色機能つきは絶対に選ばないでください

RGB式というのは赤・緑・青の光源があり、どんな色にでも変えられる調色方法のこと。

なぜかというと、「理想の色、明るさに調節することはほぼ不可能」なため。

調色機能があるLEDテープライトを選んではいけない理由は主に2つ

RGB式の調色機能があるものがダメな理由

①光の色が不均一になる

②色によって明るさが異なる

それぞれ説明します。

RGB式調色機能がダメな理由① 光の色が不均一になる

まずこちらの写真をご覧ください

調色ありは光の端が緑っぽくなっています。

よく見ると奥の壁も少し赤みがかって見えます。

調色なしと比べると不自然な光り方をしているのがわかると思います。

こうなる原因は次の2つ。

・LEDの光は真っ直ぐ進んで回り込みが少ない

・調色機能は赤、緑、青の3つの光源があり、それぞれ位置がわずかに異なる

これらの特徴から、光源を隠す壁(今回はモールがこれに当たる)などがあると、光源によって光の届く範囲が変わってしまうんです。

例えば下の図のように、緑の光しか届かない部分は当然緑色に見えるわけです。

RGB式調色機能がダメな理由② 色によって明るさが異なる

調色機能はそれぞれの光源の明るさを調節することで色が変わる仕組みになっています。

例えば白は「青・赤・緑」全ての光源を同じ強度で点灯させて表現します。

青は緑と赤の光源を消して青のみ点灯させることで表現します。

つまり白は全部の光源を最大限点灯させることで最大の明るさを出せますが、青は緑と赤を消さなければ表現できないので明るさも暗くなります。

理想とする明るさと色味が一致する可能性は非常に低い。

以上が調色機能付きを選んではいけない理由です。

ものによってはこのような欠点のない商品もあるかもしれませんが少なくとも安価なものはこのような欠点をはらんでいる可能性が高いです。

以上のことから、便利で楽しいと思った調色機能ですが、実際はただの器用貧乏さんでした。

ので絶対にお勧めしません。

電源の切替手段

電源切替手段

リモコン式一択。ただし感度方式に注意。

電源の入・切の切替手段には大きく「スイッチ式」「リモコン式」「センサー式」などがあります。

おすすめはダントツでリモコン式。

スイッチ式は手の届かない場所に設置することの多い間接照明には不向き。

また、スイッチを操作できるように、設置しないといけないため、配線を隠しにくくなってしまいます。

勝手に消えちゃうセンサー式は論外。

ただしリモコン式ならなんでもいいというわけではありません。

下記2点は気にした方が良さそう。

リモコン式で注意すべきこと① 感度

これが悪いとめちゃくちゃイライラします。

いくつか試しましたが多少の障害物があってもしっかり効くものもあれば、ごく近くまで接近した上でセンサー部にしっかりむけて電源ボタンを押してやっと効くくらいのものもありました。

使ってみないとわからないのでレビュー等で可能な限り調べた方がよさそう。

リモコン式で注意すべきこと② 方式

なんで大事かというと、switchbotなどのスマートリモコンで使えるかどうかに関わってきます。

世に出回っているリモコンは、RF式(電波式)IR式(赤外線式)かに大別されるようです。

スマートリモコン界では有名なSwitchbotはRF式非対応です。

我が家でもSwitchbotで音声操作できる前提でリモコン式を購入したのですが、それがRF式だったため泣く泣くリモコンで操作しています。

絶対に音声操作したいと言う場合はスマートリモコンの性能、リモコンの方式について調べておいた方がいいでしょう。

コード長

コード長

コンセントから照明場所までは最低限必要

意外と見落としがちなポイント

コンセントから光源の開始点まで十分な長さがあるか要確認。

コードが長い場合は簡単に束ねることで対応できますが、短い場合は余計な延長コードが必要になったりします。

粘着の有無

粘着の有無

ある方が施工しやすい。が、なくてもなんとかなる。

いわずもがな。

あって当然と思っているとたまに粘着がない商品もあるので要チェックです。

なくても両面テープでなんとかなるっちゃなるけど。

電源

電源

基本的になんでもいいが、ACアダプターの大きさに注意

電源には「USB」「コンセント」「電池」などがあります。

詳細は省きますが、LEDテープライトにはACアダプターが必要な製品が多い。

スマホの充電なんかにも使うこんなやつ。

ACアダプターについて注意すべきは下記2点

能力

ACアダプターは、製品ごとに出力できる能力が決まっています。

電圧V(ボルト)と電流A(アンペア)

電圧VはLEDテープライトとぴったり同じものを、電流Aは同じかそれ以上の能力があるACアダプターが必要です。

例えばLEDテープライトの電圧が5V、電流が1Aであれば、

ACアダプターの電圧は5Vちょうど、電流は1A以上の能力が必要になります。

ACアダプターが別売りの場合は必ず確認して買いましょう。

大きさ

ものによっては結構大きいものがあります。

設置する場所によっては隠しきれなかったり変な影を作ってしまうことがあります。

また、天井のコンセントを使う場合、ACアダプターの重みで抜け落ちてしまうなんて言うことも。

ACアダプターが大きいと隠すのも難しくなります。

防水性

防水性能

不要。

間接照明として使う場合はほぼ必要ないはずです。

洗面台やキッチンの水回り等、特別水がかかりやすい場所に設置する場合のみ検討してください。

ただし防水性能があったとしても、水が溜まるような場所には絶対に設置しないでください。

光の粒感

光の粒感

粒感はない方が雰囲気が良い。

1mあたり60個以上のチップがあり粒感がないものがおすすめ

LEDテープライトはチップと呼ばれる光源が等間隔で配置されています。

この光源の間隔によっては光がぶつ切りになっているように見えてしまうことも。

間隔は1mあたり60個以上の光源がある製品なら間接照明として違和感のない光り方になります。

おすすめのテープライト2選

ここまで、たくさんの要素をご紹介しましたが、これを買っておけば間違いない!

と思う2つの商品をご紹介します。

【圧倒的おすすめ】Lepro テープライト 2835 リモコン式

おすすめ第1位がこちら。

LeproのLEDテープライト。

Lepro製にもいくつか種類がありますが、その中でもリモコン式で、電球色〜昼白色(3000K〜6000K)で調色できるこの製品のみおすすめ。

理由は下記の通り。

Lepro製テープライトをおすすめする理由

  • 安い
  • 明るさが十分
  • 電球色が自然
  • スマートリモコンに対応している
  • ACアダプタが付属している

これまで10種類以上購入してみましたが、これだけ条件の揃ったテープライトは他にありませんでした。

1mあたりの価格も500〜600円程度と圧倒的に安い。

まさに「迷ったらとりあえずこれ」

強いて欠点を挙げるとすれば、リモコンの効きは並です。

とにかくシャープに効くリモコンがいい!

という場合は次のテープライトを検討してください。

【リモコンの効き最強】貼レルヤ USB 電球色 リモコン式

次点でおすすめなのがこちら。

理由は下記の通り

テープライト「貼レルヤ」がおすすめな理由

  • 安い
  • 明るさが十分
  • 電球色が自然
  • リモコンの効きが抜群

この商品も相当優秀。

Leproの商品と比較して、リモコンの効きがめちゃくちゃいいです。

一応リモコンの信号を感知する部分があるんですが、それが見えていなくても関係ありません。

なんなら家の外からや、センサーの真逆を向いていようが問答無用で反応します。

とにかくリモコンの効きがいいのがいい!という場合は迷わずこちらを選んでください。

ただし明確なデメリットがいくつかあります。

テープライト「貼レルヤ」のデメリット

  • SwitchBot非対応
  • 最大長さが2mと短い
  • ACアダプタが別売り

リモコンが一般的なIR式(赤外線式)ではなく、RF式(電波式)なので、SwitchBotのような赤外線式のスマートリモコンでは操作できません

また、最大長さが2mなので使える場所が限られます。

さらにACアダプタが別売りです。

オプションで選べるお店もあるようですが、500円以上プラスになります。

Lepro製に勝るのはリモコンの効きくらいなので特にリモコンの効きにこだわりがなければLepro製を買うことをお勧めします。

まとめ

いかがだったでしょうか。

LEDテープライトひとつで色んな要素があって大変ややこしいですが、私たちの結論は

Lepro製のテープライトにしときなさい。

です。

今回はLEDテープライトの選び方をご紹介しましたが、実際にテープライトで間接照明をDIYする方法も下の記事で紹介しています。

家づくり中だけど予算に余裕がない…

インテリアとして間接照明を取り入れたい

という方に、どんな人でも手軽に実践してもらえる方法なのでぜひ検討してみてください!

コスパ重視の家づくり hananoie
この記事を書いた人
ハナ

1990年代生まれの共働きアラサー夫婦です!
好きなものは「花」と「動物」と「コスパ」。
2022年にマイホームを建築。建築知識ゼロからのスタートでしたが後悔のない家づくりのために猛勉強。そんな経験を通してこれから家づくりをされる方、家づくり中の方に参考にしていただける情報を発信します。
私たちの経験、知識をもとに、コスパ重視の家づくり情報について発信します!

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