ウッドデッキのDIYをお考えの皆さん。

DIYしたいけど、どんな道具が必要なんだろう

なんとなく必要な道具はわかるけど、どうやって選べば良いかわからない!
なんてお悩みではないでしょうか。
今回は、実家とマイホーム、合わせて2度、ウッドデッキをDIYしたことのある私が、ウッドデッキのDIYに欠かすことのできない必須道具4つを紹介します。
今回紹介するもの以外にも、あると便利な道具はいくつかありますが、

これだけは揃えておかないとウッドデッキのDIYは不可能
というくらい重要な道具を厳選しました。
合わせて選び方のポイントやおすすめの商品もご紹介していますので参考にしていただければと思います。
下記リストでウッドデッキのDIY記録も掲載していますのでよろしければそちらも参考にしていください。
ウッドデッキDIY記録はこちらから
コンベックス(メジャー)
長さを測るために必須の道具。


予算は100〜4000円。
「メジャー」と呼んだ方がイメージしやすい人が多いかもしれません。
ウッドデッキDIYに限らずあらゆる場面で必要になる必須道具。
DIYでは使用頻度の多い道具なだけに、ある程度しっかりしたものを選びたい。
選び方のポイント
長さ
推奨:5〜5.5m
ウッドデッキのサイズにもよりますが、5m程度はあった方が何かと便利。
一方、7mクラスになると重量もかなり重くなるので扱いにくくなります。
テープの幅
推奨:22〜25mm
テープの幅は折れにくさに直結します。
安くて幅の狭いテープだとフニャフニャすぎて結構なストレスになります。
幅が太いほど、長く伸ばしても折れにくくなり、22mm以上あるとそこそこストレスなく使えます。
目盛の読みやすさにも関わる部分で、当然太いほど読みやすくなるというメリットもあります。
ストッパー機構の有無
推奨:ストッパー機能あり
メジャーを任意の長さで伸ばした状態で固定できる機能がストッパー機構で、必須の機能です。
伸ばしたままにしておきたいシーンは意外と多い。
ストッパー方法にも大きく2つあり、ボタンなどを押して手動で固定するタイプと、引き出せばそのまま自動で固定されるオートロックタイプがあります。
どちらを選んでも構いませんが、経験上、安物のオートロックタイプは壊れやすいので注意が必要です。
目盛
テープの両面に目盛があるものがおすすめ。


また、目盛の単位もm(メートル)単位だけでなく、尺(しゃく:1尺=30.3cm)単位の表記のあるタイプがあります。
DIYでは異なる単位があると読みにくくなるだけなので、m単位のみのタイプがおすすめです。
おすすめの商品
私が愛用しているのはこちら。
タジマの剛厚シリーズ。
せいぜい高くても1000円程度のものしか使ったことのなかった私にとって、このコンベックスは感動ものでした。
このコンベックスをお勧めする理由は下記の通り
- 本体が弾力のある樹脂で覆われており、とにかく頑丈。
- テープの幅・厚みがあり、伸ばしても折れにくい
- ベルトに取り付けられる専用ホルダー付属で出し入れ楽々
何か特別な機能があるというよりかは、コンベックスとして必要な性能が高いレベルで満たされているという点が非常に優秀。
このコンベックスは本体が弾力のあるゴムで覆われているため、ちょっとやそっとの衝撃では壊れません。
屋外で扱うことの多いコンベックスにとっては重要な機能です。
また、テープ幅25mm、厚みも従来の1.5倍ととにかく折れにくい。
さらに専用のホルダーをベルトに通しておくだけで出し入れがめっちゃスムーズに。
巻き取りも全く引っかかりがなく滑らか。
頑丈、折れにくい、出し入れ・巻き取りがスムーズ。
使ってみればわかる、めちゃくちゃ優秀なコンベックスです。
水平器
水平や垂直を確認するための道具。


予算は100〜3000円
ウッドデッキDIYでは基礎の高さを揃えたり、本体を組み上げる際の水平出しなんかに使います。
これがないと、まずまとまなウッドデッキはできません。
選び方のポイント
長さ
推奨:150〜600mm
長ければ長いほど精度が高く、離れた構造の高さを揃える際にも便利になります。
ただし束石の水平だしや、壁際の狭い場所なんかでは、長すぎるとかえって扱いにくいシーンも多い。
300mm程度のものが無難かと思います。
短い水平器でも、下の写真のようにまっすぐな棒などに乗せて使うことで、長い距離にもある程度対応できます。

個人的なおすすめは、150mmと、600mm程度の2本持ち。

ウッドデッキDIYを終えた後も、作業に合わせてこの二つを使い分けており、むしろ汎用性の高い300mmは使わなくなりました。
マグネットの有無
金属部分にくっつけることのできるマグネットタイプのものがあります。

ウッドデッキのDIYではなくても構いませんが、値段が同じならマグネットが付いているものの方が、幅広い用途に対応できるためお勧めです。
当然、金属ならなんでもくっつくので、ビスやドライバービットなどもくっついてしまうのが面倒なこともあるので、絶対ウッドデッキにしか使わないという場合は、マグネットなしを買いましょう。
おすすめの商品
いろんな長さが揃っていて信頼性も高いのがシンワ測定のブルーレベルシリーズ
個人的にはブルーレベルの中でも、上記の「ブルーレベルJr.2」が、コンパクトで趣味のDIY向きだと感じています。
とにかく安いのがいい!という場合は「ブルーレベルBasic」がおすすめ。
100円ショップでも販売されていますが、耐久性や精度を考えると、せめてホームセンターで売っている1000円前後のものを買っておくのがベターだと思います。
電動ドライバー
穴あけやネジの締め付けを行うための電動工具。


ウッドデッキDIYでは本体を組み上げる際に必要になります。
予算は6,000〜20,000円。
ウッドデッキに限らず、DIYするならまず最初に買って欲しい電動工具です。
選び方のポイント
電源
推奨:バッテリー式
安いからと言ってコード式は絶対買ってはいけません。
至る所で必要になる工具を、コンセントがないと使えないとか、コードがついて回るとか最悪です。
そして可能ならバッテリーは2つ以上あった方がいい。
ビットの取り付け方
推奨:6.35mm径の6角軸
電動ドライバーにも実は種類がある。
大きくはインパクトドライバーとドリルドライバーの2種類。
細かくはもっといろんなタイプがあるけど、一般的にインパクトドライバーの方が、締め付け力が強くビットの付け替えが簡単。
ドリルによる穴あけと、ドライバーによる締め付けを同時にこなすため、ビットの付け替えは思いの外頻繁に行うことになります。
そのため、ワンタッチで付け替えができる6角軸のインパクトドライバーがお勧めです。

⭕️ビットの交換がしやすい

🔺ビット交換のたびに手で締め付ける必要がある
ヘッドの大きさ
推奨:150mm以下

ヘッドの大きさは取り回しを大きく左右する。
小さいほど軽く扱いやすい上、狭い場所でも作業ができるため有利。
安価な商品ではこのヘッドが大きすぎるあまり、肝心な時に使えないなんてことがあります。
基本的に小さければ小さいほど良いですが、小さいほど価格も高くなりがちなので、150mm以下くらいを目安にしておくのがおすすめです。
おすすめの商品
私が愛用しているのはマキタの入門機であるこちら。

かれこれ8年くらい使っていますがまだまだ現役で使えています。
2万円以下で安心のマキタブランド、バッテリー×2個、充電器、専用ケース付きと、フルセット。
あくまでDIY向けの製品なので、特別な締め付け力や、打撃力の切り替えなどの機能はありませんが、普通にネジ締め、穴あけはなんの問題もなくこなせます。
また、ヘッドもそこそこコンパクトなので取り回しも良好です。
特別安いわけでも、高機能なわけでもないですが、欠点の少ないドライバーです。
最も注意すべき点は、DIY向けの製品で、バッテリーの汎用性が低いことです。
将来的にはバッテリーを使い回して、工具もレベルアップしていきたいと考えているような場合は注意が必要です。
ゴムハンマー
地味だけど絶対に準備しておいて欲しい道具。


基礎の設置時はこのハンマーが大活躍します。
おすすめの仕様は、特にありません。
最寄りのホームセンターで実物を見ながら選んでみてください。
1000円以内で手に入るもので十分だと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はウッドデッキDIYに必須の道具を紹介しました。
100円ショップでも買えるようなものもありますが、精度や耐久性の面から、あまりおすすめはできません。
ウッドデッキ以外にも活躍する道具については、ある程度信頼性のある道具を選ぶことをお勧めします。
もちろん、予算にも限りはあると思いますので、今回紹介した道具の選び方も参考に、失敗のない道具選びに繋げていただければと思います。
ウッドデッキDIY記録も下記記事でご紹介していますので、そちらも参考にしていただければと思います。
ウッドデッキDIY記録はこちらから
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