間取り計画中のみなさん。

なんかここのスペース無駄だなー

この収納の奥行き、こんなにいらないのになー
なんて場所はありませんか?
そんなときはチャンス!
その壁、ずらすだけで収納が増やせるかも!
間取り計画大詰めのあなたにぜひおすすめしたい、ノーコスト収納増設術をお伝えします
私たちの実例
まずはこちらの図をご覧ください。

「前」と「後」でなにが違うかお分かりでしょうか。
答えはこちら。

「前」は当初案で、脱衣所の収納の奥行きが80cmもあった。
「後」はその脱衣所の収納奥の壁を30cmほどずらした計画。
おわかりいただけただろうか。
そう、キッチン側に収納ができた!
こちらがキッチン側の画像


中には稼働棚を設置して、パントリーとして活用しています。
奥行きはわずか20cmほどですが、下から上までびっしり使えるので意外と収納力も高い!
むしろ変に奥行きがないためどこに何があるか一目瞭然というメリットも。
そして脱衣所側はこんな感じ。

奥行きは当初計画より狭くなりましたが、それでも40cmほどで、衣類を収納するにはジャストサイズ。
カラーボックス規格の収納ケースがちょうど入るサイズで使い勝手も◎
結果的に、間取り上の追加費用なしでキッチン側に収納スペースが確保できました!
もちろん「可動棚+扉」分の費用はかかっていますが、あまりあるメリットが得られました。
「壁ずらし」導入のポイント
この「壁ずらし」。
実際取り入れるにはいくつか注意点があります。
検討するタイミングは間取り案決定〜構造計算を行うまで
「壁ずらし」が有効かどうか、検討するのは間取りの案が固まってから構造計算を行うまでがおすすめです。

まだ間取りも決まっていないのに、壁をずらせるかどうかなんて細かい話を悩んでいたら計画が全く進みません。
また、逆に構造計算してしまってからでは、その壁をずらすことで計算のし直しになってしまい、余計な時間や費用がかかってしまう可能性あります。
おおよそ間取りが決まった時点で、通路や収納など、無駄なスペースがないかチェックしてから、本格的な構造計算をする前のタイミングで、「壁ずらし」できるかどうか検討してください。
構造上動かせない壁がある
どんな壁でも位置を変えられるわけではありません。
構造上重要な耐力壁や、直下率に影響するような壁は位置を変えられないことがあります。


耐力壁や直下率について詳しくは下記の記事をご覧ください。

追加費用がかかる可能性がある
私たちの契約した工務店では、この「壁ずらし」による追加費用はかかりませんでした。
しかし、「壁ずらし」によって、構造や壁の仕上げが複雑になる場合は、追加費用がかかる可能性があります。
「壁ずらし」によって追加費用がかかるかどうかは工務店にもよるので、必ず確認してください。
用途を明確にしておく
「壁ずらし」によって得られるスペース、あるいは狭くなるスペースの用途は明確にしておく必要があります。
例えば私たちの例では脱衣所側は衣類、キッチン側はパントリーとして想定していたので、それぞれ収納するものをイメージした上で、奥行きを設定しました。

何に使うかはわからんけどとりあえずとっておこう
程度の気持ちで壁ずらししてしまうと、本当に置きたかったものが置けなくなる、変な空間だけできて使いようがない。
そんな後悔につながる可能性もあるので、かならず「壁ずらし」の目的は明確にしておきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。

間取りの打ち合わせもいよいよ大詰め。やっとインテリアの計画だー!
なんてあなた。
ちょっと落ち着いて間取りを改めてよく見てみてください。
今回紹介したような、壁をずらすだけで収納などを確保できそうな部分はないですか?
コスパを高められるチャンスは意外なところに転がっています。
それではまた、コスパの高い家づくりを!
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