クロスには「一般クロス」と「量産クロス」というグレード分けがあるってご存知でしたか?
今回は家づくり中、特に内装仕上げを検討中の方に是非知っていただきたい、クロスのグレードについて紹介します。
私たちも自分で調べるまで全く知りませんでしたが、これを知ったことで20万円以上の節約ができました!
この記事を読むことで、クロスにかかる余計な費用を削減できるかもしれません。
この記事でわかること
- 一般クロスと量産クロスの違い
- 量産クロスの商品例
- クロス関連での減額方法
まずは結論から
結論から先にお伝えします。
【結論】
一般クロスを量産クロスに変更することで、その差額や使用面積応じて減額できる可能性がある。
クロスのグレードを知ることでコスパを高められる可能性があるからこそ、記事にしてご紹介します。
量産クロスと一般クロスの違い
二つのグレードの違いをざっくりと表にまとめるとこんな感じ。
デザインや機能性を絞り込んで価格を抑えられたものが量産クロス。
反対にデザインや機能性を優先させたのが一般クロス。
という感じですね。
一つ一つ説明していきます。
価格
量産クロスは一般クロスよりも安い。
コスパに直結する重要ポイント!
私たちの契約した工務店は標準が量産クロスで、一般クロスにグレードアップするには770円/m2かかる仕様でした。
例えばこの3.6m×2.5m=9m2の壁一面をグレードアップさせるには770円×9m2≒7,000円くらいかかるという計算。
結構ばかにならない…
クロスの価格設定は住宅会社によって異なると思うので確認してみてください。
デザインバリエーション
圧倒的に一般クロスの方が多いです。
それはもう天と地の差。
各社、量産クロスは100種類程度ですが、一般クロスは数千種類あります。
量産クロスに比べたら一般クロスは無限にあるんじゃないかと思うくらい。
いや、ほんとに。
そもそも量産クロスは大半が白のクロス。
こだわりたい場所は一般クロス一択!
機能性
一般クロスの方が高機能なものが多い。
機能性とは防カビや防汚、消臭などの見た目以外の機能のこと。
ただ機能性はグレードというよりも商品によって全く違うので気になる場合は型番ごとに確認すべし!
○機能性、どこまで信じる?
クロスの機能性の欄を見ていると
「消臭」、「調湿」、「アレルギー抑制」、「抗菌」、「マイナスイオン」…
なんて立派そうな機能が謳われていますが、
こんな薄っぺらい素材にそんな機能つけられるの?
と疑問に感じています。
このクロスで室内環境が良くなりました!
なんて聞いたこともないし。
ただ防汚・撥水についてはめちゃくちゃ気にしました。
サンプルに醤油を垂らして確認する念の入れよう。
特に汚れの気になる場所は、こんな方法で汚れや水汚れに対する耐性を調べることをお勧めします。
汚れの拭き取りやすさって結構物によって違うんです。
施工性・厚み
量産クロスの方が厚みがあり、施工性は高いです。
施工性とは施工のしやすさや仕上がりムラのでにくさのこと。
量産クロスは生地が厚く、下地の凹凸の影響を受けにくいようにできています。
一方、一般クロスは比較的生地が薄く、下地の影響を受けやすいので量産クロスと比べると施工が難しい。
施主にとっては仕上がりの質が安定しているという安心感がある。
まあ腕のいい職人さんにお願いできるならどっちでも問題ないね!
具体的な商品シリーズ
クロスメーカー各社の量産クロスの例をご紹介します。
詳細はメーカー名のリンクからカタログ一覧をご覧ください。
改めて結論
【結論】
一般クロスを量産クロスに変更することで、その差額や使用面積応じて減額できる可能性がある。
決して「量産品だから全部粗悪」というわけではありません。
量産クロスでもデザイン・機能が気に入ればそれでいいじゃん
と思うわけです。
私たちは量産クロスと一般クロスを使い分けることで20万円以上節約することができました。
この経緯については改めて記事にするのでよかったらみてね!
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